鳥には年に何度か羽の生え変わる『換羽』という時期があります。
季節に応じて羽の量を調整して気温に適した身体になっているのでしょうね。
換羽は、小鳥の体力が落ちるときでもあるようです。
病気にならないようにいつも以上に清潔や睡眠時間、栄養に気を付けてあげましょう。
換羽の時の小鳥の状態は個体によって大分差がでます。
初めて小鳥を飼う方は『こんなに抜けて大丈夫なの』『禿げてきたが、本当に戻るのか』『毛が抜けすぎて同じ鳥に見えない((笑))』等、心配になることもあるかもしれません。
私は2羽小鳥を飼っていますが、メスのほうは物凄く抜けて、オスは抜けても羽の脂気が多いのかそんなに見た目が変わらないので、その差に驚きました。
小鳥の尾には脂の分泌をする『尾脂線』というものがあり、毛づくろいのときに顔等をすりつけたりして、その脂を身体中につけて良い羽の状態を保ちます。
その分泌量が少ない子は恐らく換羽の時に毛量がものすごく減って見えるんだと思います。
脂気が少ない子は、水浴びをしたときにも脂気の多い子に比べて細くなってしまったように見えます。(水浴びして羽がぐっしょりした感じ)
飼い主としては、『病気なのでは?』と心配してしまうこともあるかもしれません。
しかし、個体差はあるかもしれませんが、2歳くらいまでは脂気が少なかった子も大人になるにつれて脂気が増えてきて、換羽や水浴びのときにそれほど脂気の多い子との毛並みの差がなくなってくることが多いように思えます。
脂気が少ない子、まだ少ない時期の子(ヒナ等)は、水浴びや換羽によって体温が奪われすぎないように室温に気をつかってあげるといいかもしれませんね。
栄養たっぷりの小松菜等与えて、健康を整えてあげましょう!